コラム column

オンライン面接の注意点

みなさんこんにちは!
オモワク代表の福尾です。

今回は新型コロナウイルスの蔓延に伴い、リモートワークが普及し、
その結果オンラインでの選考が一般化してきたので、
そんなオンライン面接での注意点についてお話ししていきます。


■事前準備編
①インターネット環境の確認
これが最重要と言っても過言ではないかもしれません。
そもそもネット環境が悪い場合、面接ができないこともあります。
また、昔の衛星放送のようなタイムラグが発生すると、
面接官と求職者双方にストレスが生じてしまいます。
通信速度としては20~30Mbps以上あれば問題ないかと思われます。
「通信速度 無料」と検索すれば無料でご自身の回線速度を図るツールがありますので、
是非ご活用してみてください。


②背景
背景は基本的に壁を背にすることをオススメいたします。
画面上にあまりに生活感が出ていると担当者によっては
あまりいい印象を持たれない可能性があります。
私自身が過去に面接する中で、候補者の後ろでご家族の方が洗濯物を干されていることがありました。笑
何かしら想いがあってされるのであればいいですが、
そうでなければ無駄にリスクを負うこともないかなと思います。


③場所
①とも関連するのですが、どうしてもご自宅の通信環境が悪い場合は、
レンタルスペースを借りたり、エージェントの会議室を借りることも検討してみてください。
また光の当たり具合にも注意が必要です。
逆光や部屋が暗いなどで、ご自身の表情があまり読み取れなかったりすると、
それだけで印象がネガティブに働いてしまう恐れがあります。
高価なものでなくて全く問題ないですが、照明機材を購入してみてもいいかもしれません。
メラビアンの法則というコミュニケーション要素についての研究では、
いくつかの条件下ではありますが、何を話したかという「言語情報」より、
視覚や聴覚などの「非言語情報」の方が人に印象を与える度合いが高いと言われております。
細かいことは割愛しますが(興味あれば調べてみてください)、
面接においてどれだけ良いことを言っていても、表情等が暗ければ印象もあまり良く思われない可能性があります。


④充電・固定
これは特に携帯やタブレット端末を使用してオンライン面接に臨む方が対象です。
面接自体に携帯やタブレットを使用すること自体はそこまで問題ありません。
一方で充電が不十分で面接中に電源が落ちてしまうことは避けましょう。
また、時々携帯を手に持ちながら面接を受ける方がいらっしゃいます。
受け手からすると常に小刻みに画面が揺れるため、どうしても気になってしまいます。
ストレスを与えてしまう可能性があるので、事前に固定できるよう調整しておきましょう。


⑤事前体験
初めてオンラインツールを利用する場合、どうしても手間取ってしまうことが多いです。
使用されるツールはZoom、Google Meet、Skypeあたりがメインになるかと思いますが、
是非事前にご友人やエージェントと確認されることをオススメいたします。
利用する際にアプリのインストールが必要なツールも多いため、必ず事前確認を行いましょう。


⑥アカウント名
稀に、アカウント名があだ名になっている方をお見受けします。
社内で呼ばれている名前(あだ名)をそのまま使用されていたり、
名前だけの表示になっていると面接官にネガティブに映ってしまう可能性があります。
あえてリスクを冒す必要もないので、フルネームに変更しておきましょう。


⑦緊急連絡先
面接案内とともに当日の緊急連絡先も併せて案内されますので必ず控えておきましょう。
これまで問題なかったのに急にネット接続ができなくなることも実際にあります。
面接直前だと焦ってしまいますが、あれやこれや改善をする前に、
まずは状況を先に伝えるようにしてください。
ビジネスの現場でも同じですが、トラブルがあったらまず「報告」ですね。


■面接編
①時間に余裕を
面接開始5~10分前には準備が完了(面接ができる状態)しているようにしましょう。
時間ギリギリで準備をしていて不測の事態が起きると間違いなく焦ります。
事前にトイレに行っておくなども含め、万全の体制で面接に臨むことが大事です。


②イヤホンはあり?
固定端末からの直接音声で面接を行うのか、マイク付きイヤホンを用いるのか、
どちらがいいかというご質問をいただくことがあります。
結論、どちらでも問題ありません。
周囲が騒々しくなければ端末から直接でも問題ありませんが、
マイク付きイヤホンを使用した方が面接官の声もクリアに聞き取れるので、
状況によってはオススメしております。


③目線はカメラ
オンライン面接では得られる情報が対面面接に劣るため、面接官は求職者の目線などもよく見ています。
オンラインゆえに画面上にカンペを張り付けて、そのまま読んでいるように見受けられる方がいらっしゃいます。
これは、質問に回答する際に目線が左から右への移動を繰り返しているところから察することができます。
カンペ自体の是非は置いておきますが、あまり露骨だと印象が悪くなってしまいます。
できるだけ話すときはカメラを見るようにすると相手に伝わりやすくなりますよ。


④表情・声量・声のトーン
先にも記載しましたが、何を言うか以上に見た目や声によって印象が変わってきます。
もちろん、職種やレイヤーによって一概には言えないですが、
特にスキルレベルをそこまで求められない求人ポジションの場合、
明るく元気に、少し大きめに、声のトーンをあげるだけでかなり印象が変わるため是非意識してみてください。



今回は以上となります!
オンライン面接を受ける上でのちょっとした確認や工夫で選考の通過率にも影響があります。
オモワクでは元採用責任者による実践的な面接対策や模擬面接も行っております。

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みなさんがオモシロいこと・ワクワクすることを仕事にできるよう願っています。
福尾

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